各種指示器の小部屋

風向風速計
左側の丸い指示器が「風速計」でノットとメートル/秒で表示され、中央が「風向計」で、
真上が船首方向で0度とし、右回りに360度方式で表示されます。右側が「速力計」で、
ドップラー・ソナーの速力がノットで表示されます。また、一番左側の四角形をした指示器
はソナーの「速力・航走距離計」で、デジタルで表示されています。

舵角指示器
一番左側が「速力計」で、次が「傾斜計(Clinometer)」で、船体の横傾斜角が分かります。
中央が「舵角指示器」で目盛りは左右40度まで描かれておりますが、舵角は最大35度で
制限装置が作動し、35度以上は回転しません。この舵角を「最大有効舵角」と言います。
次が「主機回転計」です。黒い目盛りの方が「前進回転」で、赤い目盛りの方が「後進回転
」です。ディーゼル・エンジンには非常に大きな振動を発生する回転数域が存在します。こ
の回転数域を「 危険回転 (Critical revolution) 」と言い、船ごとに異なりますが、この船で
は68〜80回転付近にあり、赤印を付けて表しています。右端は船内時計です。