☆天測計算解答表示システム使用上の注意事項
(1) P.P.for Uに関する注意
   電子教材では、P.P.for Uを次式で計算しているため
   天測暦の表値から線形補間で求めた値と
   1秒異なる場合がある
   P.P.for U=(24H-EROT)*U/EROT
   EROT=23H56M4.0905S=23.9345H
   U:世界時, EROT:地球自転周期

(2)測高度改正値にたいする注意
  電子教材では、ラドーの大気差表に対して、視高度4゚以上
  について1秒程度の差で大気差の計算を行っている。
  眼高差や視差についても天測計算表に示された計算式
  により直接計算しているので、測高度改正表から比例配分
  により求めた改正値よりも正確である。
  (測高度改正表を用いて比例配分で改正値を求めると、
   改正値に0.1'の誤差が生じる場合がある)

(3)作図の印刷方法(作図は背景色を用いています)
   インターネットエクスプローラの
  "ツール"−"インターネットオプション"−"詳細設定"
  のダイアログで
  "背景の色とイメージを印刷する"
  にチェックを入れて下さい。
  ☆補足
 本電子教材では、眼高差については
 天測計算表に示されている次式を用い、
 気差については理科年表に示されている
 近似式を用いた。

  眼高差=-1.776'×H0.5+0.2'×(ta -tw )
  H:眼高(m), ta:気温, tw:水温

 大気差については次の式を用いた。
☆標準的大気(気温10゚C,気圧1013.25hPa)における大気差計算式
ρm=58.76"・tan(Z)-0.406"・tan2Z-0.0192"・tan3Z
ρm:平均大気差
Z=90゚-a'  a':視高度(視高度=測高度-眼高差)